席上、ハー副首相は、ベトナムは現段階における自然保護の共通目標を実現するため、WWFとともに新しいアプローチを行う用意があると強調しました。ハー副首相によりますと、WWFは、気候変動対策、自然災害との共生などを目指し、ベトナムにおいて自然保護、生物多様性についての地球規模の優先事項を試験的に実施することができるとしています。

一方、キルステン・スフエイト事務局長は、ベトナムは自然保護に向けた地域と世界の努力を牽引する役割を担っていると強調するとともに、今後も、世界の自然保護、生物多様性の推進においてベトナムとの協力を希望しました。同事務局長によりますと、WWFはベトナムで自然保護、生物多様性、森林保護、気候変動対策に関するプロジェクトを実施する予定だということです。